AGA治療薬には副作用やリスクがあるって本当？

AGAの治療をしたいけれど、副作用が心配という方は多いですよね。 

薬に副作用はつきものとはいえ、やはりリスクを考えると不安になるのも当然のこと。 

自分に合ったAGAの改善方法を見つけるためには、治療薬の副作用も知っておくことが大切です。 

今回は、AGA治療薬の副作用やリスクについて解説します。 

どんな副作用やリスクがあるのかを確認した上で、治療に望むようにしましょう。 

 

AGA・薄毛の治療薬には副作用は存在するの？

AGAや薄毛の治療薬には副作用があるのでしょうか？ 

市販薬であっても、処方薬であっても、薬である以上多少の副作用はつきものです。 

一般的な風邪薬でも3％程度の副作用が起こるといいますから、数％の確率で副作用が起こることは特に珍しいことではありません。 

 

AGA（男性型脱毛症）や薄毛の治療で用いられる薬の成分は、「フィナステリド」と「ミノキシジル」が有名です。 

「フィナステリド」は抜け毛を防ぎ、AGAの進行を抑える作用がある成分で、「プロペシア」という内服薬に含まれています。 

 

フィナステリドの副作用として確認されている症状は、性欲減退や勃起不全、肝機能障害など。 

副作用の発現率は1％前後で特にリスクが高いというわけではありませんが、持病のある方は注意が必要です。 

 

「ミノキシジル」は血行を促進して発毛を促す成分で、飲み薬と塗り薬があります。 

外用薬よりも内服薬の方が高い効果が得られるものの、その分副作用のリスクも高くなるといわれています。 

 

ミノキシジル外用薬の副作用で最も多い症状は頭皮のかゆみなど。 

血行を促進することで頭皮が赤くなったり、かゆみが出たりすることがあるようですが、症状は比較的軽いものが多いようです。 

ミノキシジル内服薬でもかゆみなどの軽い副作用が起こることがありますが、頭痛やめまい、吐き気といった副作用が起こる可能性もあるので、血圧や循環器などに不安のある方は注意しましょう。 

 

参考：https://customlife-media.jp/aga-side-effect#heading0 

 

AGA治療薬は他の目的で開発されたものが多い？

AGA治療薬は、実は他の目的で開発されたものが多いというのは本当でしょうか？ 

「ミノキシジル」は、AGA治療薬として開発された薬ではなく、もともとは高血圧の薬として開発されたものです。 

血管を拡張して血圧を下げるための経口薬として使われていました。 

しかし、発毛効果があることがわかり、その後発毛剤として開発されてAGAの治療用として商品化されたのです。 

 

ミノキシジルは降圧剤として使用されていた薬の成分ですから、血圧を下げる作用があります。 

循環器系の病気を持っている方は、必ず医師に相談した上で使用するようにしましょう。 

 

参考：https://www.d-clinicgroup.jp/clinic/aga/side_effects/ 

 

AGAの内服薬には副作用として男性機能に影響する恐れも

AGAの内服薬には、男性機能に影響する副作用があるといいます。 

男性が気をつけたい副作用のある薬は、AGA治療によく使用される「フィナステリド」と「デュタステリド」です。 

どちらも抜け毛を防止する働きがあり、「フィナステリド」は「プロペシア」という薬に、「デュタステリド」は「ザガーロ」という薬に配合されています。 

 

男性ホルモンの「テストステロン」は、Ⅱ型5α還元酵素によって「ジヒドロテストステロン」というより強力なホルモンに変換されることで、抜け毛を促進してしまいます。 

5α還元酵素にはⅠ型とⅡ型があり、フィナステリドはⅡ型5α還元酵素に作用して、ジヒドロテストステロンへの変換を阻止することで抜け毛を防止します。 

デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方に作用します。 

 

フィナステリドの副作用は、主にリビドー減退や勃起機能不全、肝機能障害など。 

ザガーロの副作用は主に勃起不全やリビドー減退、精液量減少など。 

男性機能に影響する副作用が目立ちますが、肝機能障害や黄疸も確認されています。 

フィナステリドやデュタステリドの成分に過敏な方は服用できないので注意しましょう。 

 

また、妊婦さんは胎児の生殖器官に影響する可能性があることから、服用はもちろん、触れることも禁止されています。 

ご家族に妊娠中の方がいるときは、取り扱いにも十分注意しましょう。 

 

参考：https://agatimes.com/usuge/article_000302 

 

外用薬は皮膚が荒れることも

外用薬を使用すると、皮膚が荒れる場合もあります。 

AGA治療薬として一般的に用いられるミノキシジル外用薬は、直接頭皮に塗る薬です。 

もともとアレルギー体質の方や皮膚が弱い方などは、薬に含まれている成分にアレルギー反応を起こすこともあるので注意が必要です。 

かゆみやかぶれなどの症状が出た場合は、早めに医師に相談し、適切な処置を行いましょう。 

 

AGA改善で副作用がない方法はあるの？

AGAを改善する方法で、副作用の心配がない方法はあるのでしょうか？ 

AGAクリニックや皮膚科などの医療機関で行うAGA治療のメインは投薬治療です。 

内服薬と外用薬を併用するのが一般的なので、副作用のリスクは避けられません。 

また、薬の発毛効果は継続使用が前提のため、薬をやめるとまた元に戻ってしまうことはあまり知られていません。 

 

薬を使わずにAGAの改善を目指したいのであれば、薄毛専門院に相談してみてはいかがでしょうか？ 

薄毛専門院は医療機関ではないので投薬治療は行わず、AGAの根本原因にアプローチし、体質から整えていくことで薄毛の改善を目指すという特徴があります。 

薬を使わないので副作用の心配もなく、体質から整えることで体の不調も改善するなど、クリニックでの治療とは異なる結果が得られることでしょう。 

 

まとめ

AGA治療薬には副作用のリスクがあります。 

副作用が起こる確率は比較的低いですが、持病のある方などは注意が必要です。 

特に、内服薬には男性機能に関する副作用も確認されているため、リスクがあることを理解した上で使用することが大切です。 

薬の使用に不安のある方は、薬を使わずに体質を整えることでAGAの改善を目指す薄毛専門院に相談してみてはいかがでしょうか？ 

AGAは進行する脱毛症なので、早めに対策するようにしましょう。